🚀個人開発アプリから合計でARR6億円もの金額を稼ぐ天才24歳「コナー氏」
こんにちは、ウマたんです。
このAI時代にアプリ・プロダクトでめちゃくちゃ稼いでる海外事例を分析する、このニュースレター。
今回紹介するのは「Connor Burd(コナー・バード)」氏!
実は彼については、2025年11月に一度このニュースレターで紹介している👇️
|
当時の彼は、集団訴訟のリストから自分が該当するものを見つけて現金化できるアプリ「Payout」を、バイブコーディングで2週間で作り、たった4ヶ月でMRR5万ドル(750万円)まで成長させたばかりだった。
ちなみにこの「Payout」は、RevenueCat主催のグローバルハッカソン「Shipaton」中にローンチされた。コナー氏は見事、去年の「Shipaton」で優勝している。
今年も「Shipaton」は開催中で9月末まで。今年は去年以上に物凄いアプリが出てくると思う。日本から入賞者が出てくるか!?
さて、そんなコナー氏は去年の「Shipaton」優勝後も複数のアプリを伸ばしており、ほぼ全てのアプリが月2万ドル(300万円)超え。
そして、なんと合計で年400万ドル(6億円以上)の収益にまで成長しているという。24歳の個人開発者がこんな収益を達成してしまう時代なのだ。
残念ながら、彼のアプリは「Payout」以外はステルスで運営されていて確認することが出来ない。
しかし、彼自身色んなインタビューや自身のXでアプリを伸ばす方法について度々言及している。
ということで今回は、そんな彼がどのように複数アプリを再現性高く伸ばしているのか徹底的にリサーチ・分析し、僕自身の視点も入れながらまとめた。
ぜひ最後まで見ていってほしい。
| 購読中 |
※このニュースレターに無料購読いただくと海外の成功事例をまとめたスプレッドシートが届きます!
🌃前回のおさらい:集団訴訟マネタイズアプリ「Payout」とは
軽く前回コナー氏を紹介した時の内容をおさらいしておこう。
コナー氏は大学時代、夜通しゲームをして過ごす典型的な怠惰な大学生だった。
しかし、ある日アプリを作りたい!と思い独学で勉強しアプリ開発を始める。
そして、苦労しながらなんとか8ヶ月ほどかけてアプリを完成させた。
ただ、最初のアプリは上手くいかなかった。そのアプリはソーシャル系のイベントアプリ。個人開発で最初に挑戦するにはハードルが高かったのだ。
多くの人がフェイスブックなどの成功を夢見てソーシャル系のアプリに挑戦するが、個人開発で挑戦するにはハードルが高すぎる。
成功確度が高いのは、やはり1人でも完結するユーティリティアプリ。
ソーシャル系のアプリを目指すとしても、なるべく最初は1人でも使えるような機能を考えるのが良いと思う。
さて、最初の失敗を経てユーティリティアプリに舵を切った彼は、まず売れてるアプリを徹底的に研究してTTPする戦略を取り始めた。
やはり、最初は他のアプリを研究して分析して真似るのが大事。完全にパクるのは倫理的にどうかと思うが、他のアプリの良いところなどを参考にするのは全然問題ない。むしろやるべき。
僕自身、このニュースレターや「Onbo Hub」といったプラットフォームを運営する中で大量のアプリを分析してきて、そこで学んだことが自分のアプリに活きている。
さて、コナー氏はこの戦略に舵を切ってから売れるアプリをいくつか生み出せるようになってきた。
そんな中、去年のShipatonで短期間で大成功アプリを生み出すことになったのだ。それが「Payout」。
集団訴訟のリストを閲覧でき、自分が該当する訴訟があれば必要書類を用意して現金化できるというアプリだ。
アメリカは訴訟大国。企業の虚偽広告や欠陥をめぐる集団訴訟は日常茶飯事で、多くの消費者は自分が対象になっていることにすら気づいていない。
アメリカだからこそのテーマのアプリに多くのユーザーが魅了された。
そりゃあこのアプリは売れるに決まってる。
いくら月20ドル払わなくちゃいけなくても、それで該当する集団訴訟を見つけて100ドルを得ることが出来ればお釣りが来る。
お金という目に見えるインセンティブを得ることができるアプリは強い。
日本だと全く同じテーマで展開するのは難しそうだが、例えば過払い金請求や補助金関係のアプリなどはワークするかもしれない。
💡「オンボーディング」を徹底的に研究して最適化しろ
さて、そんなコナー氏を前回取り上げた時に驚いたのが、徹底的に他のアプリのオンボーディングを分析して最適化しているところ。
なんと新しいアプリを作る時は、その領域の競合アプリを20個ダウンロードしてそれらを分析して最適なアプリオンボーディングを作るという。
90%以上のユーザーはオンボーディング後の画面は見ない。だからこそまずはオンボーディングにこだわって最適化することが大事なんだ、とコナー氏は言う。
さて、そんなコナー氏が考えるオンボーディングに大事な要素が以下。
- 感情を呼び起こすこと
まずは、やはり感情を揺さぶりにいくことが大事。
実際、ほとんどの購入は感情的に行われ、論理的な意思決定はなされていない。だからこそ、アプリ開発者としては消費者の感情を呼び起こす仕掛けが必要。
- インセンティブの提示
また、アプリを使うことによるインセンティブを明示的に示すのも大事。
このアプリを使うメリットがどこにあるのか?ユーザーは常に懐疑的な目でアプリを品定めしている。
明確なインセンティブがあればユーザーは簡単に動く。Payoutのインセンティブは明確である。
- パーソナライズされていると感じさせること
自分のためにパーソナライズされていると感じさせることも非常に重要。
多くのアプリが、オンボーディングで多くの質問を投げかけた後に、ユーザー向けにパーソナライズしている画面を表示する。この効果は計り知れない。
これはユーザーの体験を向上させるだけでなく、ユーザーのサンクコスト心理を引き出してCVRを上げる。
多くの質問に答えて、それに基づいてパーソナライズしてくれたのに、ここで止めてしまうのはもったいない、という心理が働くのだ。
- 説得力を付けるページ
最後にアプリの説得力を高めるために科学的な根拠を提示したり、ユーザーの口コミを表示したりするページが重要。
これまで多くのアプリのオンボーディングを分析してきたが、売れてるアプリには大体これらの要素が入っている。
アプリをインストールするユーザーは大抵何かしらの悩みを持っている。その悩みを解決するためにアプリを選んでいる。
そのユーザーの悩みを顕在化させて、このアプリだと解決してくれる!と思わせるのがオンボーディングの役割だ。
📲 Payoutのオンボーディング
さて、それではそんな彼の「Payout」のオンボーディングフローを見ていきたい。
※ちなみに「Payout」は日本では利用対象外となっていて日本のApp Storeからダウンロードできない。米国のAppleアカウントを作成してダウンロードする必要がある。
実際に「Payout」のオンボーディングを見たが、これはすげぇやとなった。これは売れるわ。
まず、最初に大きな数字を表示して、いかに訴訟によってもらえる可能性のあるお金が大きいのかを示している👇️
まさに、これが感情を揺さぶりかつ金銭的インセンティブを刺激する画面。
そしてその後いくつかの画面を挟んだ後にユーザーのレビューを表示する👇️
まさにソーシャルプルーフである。
そして、あなたはInstagramを使ったことある?Googleアカウントを持っていたことがある?など多くの誰もが使ったことがあるような有名サービスの名前を出して使ったことがあるかYes Noで答えさせる👇️
この手の有名サービスは、何かしらの訴訟を抱えていて、申請すればお金をもらえる可能性があるのだろう。
ここでYes Noで答えさせた後に最後にいくつかパーソナライズ質問をして最終的に、すぐにもらえる可能性のある金額が表示される👇️
これは、まさにパーソナライズからの強烈なインセンティブの提示。
しっかり、彼の言う4つの要素
- 感情を呼び起こすこと
- インセンティブの提示
- パーソナライズされていると感じさせること
- 説得力を付けるページ
をしっかり満たしていることが分かる!
Payoutのオンボーディング全画面に関しては、以下の「Onbo Hub(オンボハブ)」というプロダクトからチェックできるので是非研究してみて欲しい!動画でも確認できるようになっている。
さて、ここまでで去年のShipatonで彼が急成長させた「Payout」というアプリ、そして彼のオンボーディングへのこだわりなどについて紹介してきた。
ここからは、はたして彼がどのように複数アプリを並行して急成長させているのか深く見ていく。
彼の色んなところでの発言や僕自身がこれまでニュースレターで色んなアプリ成功事例を分析してきた経験から、彼がなぜ再現性高くアプリを成長させることができるのかパターンが見えてきた。
彼のアプリグロースの方法論はシンプルに2つのステップに分かれる。
このステップについてここから深堀ってみていこう!
もちろん簡単ではないが、確かにこのアプローチはアプリを複数伸ばせるわーと思うはず。
最後まで見てちゃんと行動すれば、絶対アプリを伸ばせること間違いなし!!
📈 コナー氏が複数アプリを合計で年6億円まで伸ばしたたった2つのステップ
| ここから先は有料コンテンツです |
| |
| この続き:7031文字 / 画像2枚 |
4,400人以上の方達が購読中
いつでも購読解除可能です