👨💻Metaのテックリードを辞めてサービスを立ち上げ月750万円稼ぐRahul Pandey氏!
こんにちは、ウマたんです。
海外個人開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回紹介するのは「Rahul Pandey(ラフル・パンディ)氏」!
PinterestやMetaという人気IT企業のソフトウェアエンジニアとして活躍し最終的にはMetaのテックリードまで登り詰めたところで辞めて自分のサービスを立ち上げた天才エンジニア。
彼は友人と立ち上げたサービスでYcombinatorというアメリカで有名なアクセラレータープログラムに参加して支援してもらっているので個人開発者とは言えないかもしれないが、サービス自体やサービスの立ち上げ方法などは完全に個人開発者っぽく非常に参考にすべきところが多いので今回取り上げた。
おそらく完全自己資本でいっても問題なかったのだが、YCの力を借りてブーストしてIPOや大型M&Aを目指す選択をしたのだろう。
ということで、そんな彼のキャリアや今運営しているサービスを見ていこう!
スタンフォード大学1年生から数々のインターンシップに挑戦するも挫折を味わう
2010年、彼はスタンフォード大学に入学し1年生の時から40個ものインターンシップに応募する。
しかしほとんどが門前払いで受かったのはたった1つだけ。当時まだまだコードの書き方もGithubの使い方も知らなかった彼はほとんど使い物にならなかった言う。
1年生の頃に挫折を味わったものの、彼は諦めずに2年生の時も50個ものインターンシップに応募する。
2年生時は3社からオファーをもらいそのうちの1社で働き始めるが、他のインターンシップ生と比べて能力が足りず全く会社に貢献できずまたしても挫折を味わう。
この時、彼は自分の知識を補うためにコーディングの本を1日に30分読んでいたが座学で学んでもほとんど身につかず結局手を動かして実装してみるしかないことを学んだと言う。
何かを学ぼうとする時にとりあえず参考書を買って座学から入ろうとする人は多いが、プログラミングに関してはとりあえず自分で作りたいものを作ってみるのが最も手っ取り早い。
スタンフォード大学3年時のティーチング・アシスタントが大きな経験になる
彼は3年生になり大学のコンピューターサイエンスの授業にて他の学生に勉強を教える仕事を受け持つことになる。
彼はこの経験が非常に大きかったという。
教えることは実は一番自分の学びにつながるのだ。
教えるためにはまず自分自身が深く理解しなくてはいけない。表層的な理解ではだめ。
そして深く理解した上で、それを自分の言葉で分かりやすく説明できないといけないのだ。
学習には以下の3つのステップが存在する。
①学ぶ
②理解する
③他人に説明できるようになる
3つ目の環境を強制的に作ることで自分の学びを加速させることができる。
僕自身スタビジやスタアカというサービスを通して、AIデータサイエンスの発信を7年間ほど続けているがこれはかなり自分のためにもなっている。
ということで、Rahul氏はこの経験を通してコンピューターサイエンスの知識をしっかり身に付けると共に、教えることの重要さと楽しさを知るのである。
この経験が現在彼が展開するサービスにつながっている。
その後ウォルマートやFacebookの名だたる企業のインターンシップに参加
1, 2年時のインターンシップでは自分の実力不足ゆえに不甲斐ない思いをした彼だったが、3年時はウォルマート、4年時はFacebookのインターンシップへ見事参加し活躍する。
Facebookのインターンシップでは、世界中から集まる優秀な若者と交流できて非常に刺激的だったと言う。
さらにインターンシップながら給料も「6800ドル/月+住宅と食事と交通費支給」という大盤振る舞いでソフトウェアエンジニアとして食べていける自信が付いたそう。
さすがFacebook。インターンシップでこの待遇はやばすぎる。日本だったら正社員のソフトウェアエンジニアでもこれほどの待遇を得ている人はほぼいないのではなかろうか?
彼は、その後修士課程に進み協調フィルタリングなどレコメンドアルゴリズムの研究を行う。
卒業後はスタートアップ参画→Pinterest→Facebook
卒業後はFacebookなどのビッグテックへの就職という道は選ばず、商品レコメンドシステムを開発するKoseiというスタートアップに創業タイミングでエンジニアとして参画する。
しかし6ヶ月後にKoseiはPinterestに買収され、Rahul氏はPinterestのエンジニアとして働くことに。
その後Pinterestで2年7ヶ月働き、大学時代の古巣であるFacebook(現Meta)にテックリードマネージャーとして戻り様々なプロジェクトをリードして計4年6ヶ月在籍することになる。
ここまで彼は誰もが夢見る花形キャリアを築いているが大学時代の経験が忘れられない。
会社員の業務は全うしながらも次第に教えることに対して情熱を傾けるようになっていくのだ。
ソフトウェアエンジニアとして働きながら教育に情熱を傾ける
まず、彼はCodePath.orgという、学生に対してキャリアやスキルを教えるプラットフォームにてアンドロイドアプリの作り方やキャリアの築き方を教える講師を務めはじめる。
続いて母校スタンフォード大学にてコンピューターサイエンスの基本やアンドロイド関連のスキルを教える非常勤講師を2年間務めるのだ。
ちなみに彼はFacebook在籍中に多くのアンドロイドアプリを個人で開発していてそれなりのダウンロード数に達しているものもいくつかある。
・My Memory(Android): カスタマイズ可能な記憶ゲーム。1000+ダウンロード。
・EmojiStory(Android): 絵文字だけコミュニケーションするアプリ。5万+ダウンロード。
・COVID-19 Tracker (Android): COVID-19の追跡アプリ・
・Algorithm Helper: アルゴリズムについて学べる学習アプリ。1万+ダウンロード。
学生への教育から社会人への教育にシフトしはじめる
彼は大学での苦労を経験しながらもそこから見事ソフトウェアエンジニアとして誰もが夢見るキャリアを手にしてきた。
それらの経験からしばらくは学生に対してプログラミングやキャリア構築方法を教える活動をしてきたが、2020年あたりから既にソフトウェアエンジニアとして働いている人がどのようにキャリアをステップアップすればよいか?どうやって給料を上げればよいか?などを教えることにフォーカスした活動をしはじめる。
既に大学卒業から6年以上が経っており、Facebookのテックリードまで登り詰めた経験から、学生に教えるよりも若手ソフトウェアエンジニアがどうやってキャリアをステップアップさせていくのかにフォーカスした方が教え甲斐があるし価値があると思ったのだろう。
2020年からYoutubeの週1更新を始め、なんと現在では10万人登録を超える。
くしくも僕がAIデータサイエンスについて教えるYoutubeをはじめたのも2020年(登録者数は現在4万人ほど)。
当時僕は社会人でありながら教育発信活動をしていたので自分と重なるところが多々ある。
彼はこのYoutubeでの活動を通してキャリアアップの方法を学びたい!という需要がめちゃくちゃあることに気付く。
Facebookを辞めてTaro.comを立ち上げる
Facebookのテックリードとして働きながら、Youtubeを通してソフトウェアエンジニアとしてのキャリアアップの考え方を発信していたRahul氏だったが、とうとう2022年1月に会社員を辞めて教育事業にフォーカスすることを決意する。
そして立ち上げたのがTaro.comというサービスだ。
| ここから先は有料コンテンツです |
| |
| この続き:2735文字 / 画像2枚 |
4,400人以上の方達が購読中
いつでも購読解除可能です