🇮🇳AIプロダクトをローンチから3ヶ月で月600万円の収益まで成長させたインド人

再現性の高いアプローチでAIプロダクトのローンチからたった3ヶ月で月600万円の収益まで成長させたインド人がいる
user
ウマたん
2025/06/30

こんにちは、ウマたんです。 

このAI時代にめちゃくちゃ稼いでる海外開発者にフォーカスするこのニュースレター。

今回紹介するのは「CJ Zafir」氏!

q3bQeEyp_400x400.jpg.webp
(引用:https://x.com/cjzafir)

AIプロダクトをローンチしてから、たった3ヶ月で4.2万ドル(約600万円)まで成長させたインド人。

AIの波に乗りソーシャルメディアを活かしながら、ユーザーの声をしっかり聞いてプロダクトを短期間でものすごい収益まで伸ばしてきた。

彼のアプローチは再現性が高く、めちゃくちゃ参考になると思う。

そんな彼にフォーカスして見ていこう!

購読中

※このニュースレターに購読いただくと海外の成功事例をまとめたスプレッドシートが届きます!

海外成功事例.jpg.webp

👨‍💻生成AIツールを駆使して受託開発の仕事をバリバリ行う日々

彼は2018年にインドからカナダに移住し、エンジニアとしてフルタイムの仕事をはじめる。

しかし、彼にとって9時から17時まで拘束されるフルタイムの仕事は向いていなかった。

そこで彼は独立を決心し、企業向けにMVPを開発する受託事業をはじめるのだ。

大量の受託案件をこなす日々。

そんな中、ChatGPTをはじめとする生成AIが登場。彼は開発過程にガッツリ生成AIを使い始める。

生成AIの登場はプロダクト開発に革命を起こした。

当たり前だが、納品単価の受託案件をこなす上で効率的に早くプロダクトを開発できれば、それだけ収益は増えていく。

今まで1プロジェクトに40時間かかっていたのが5時間で終わるようになれば、単純計算で現在抱えているプロジェクトの8倍ものプロジェクトをこなせることになる。

時給単価で請け負うのではなくて、納品単価で受けて裏側の作業に生成AIをバリバリ使うというのは、まだまだ生成AI黎明期の現時点ではかなり筋の良いビジネスモデルだと思う。

そして、その過程で自分が内部的に使っているワークフローをSaaSツールに置き換えて販売すれば、さらに事業をスケールさせていくことができる。

後ほど紹介するが、CJ氏の場合もこの流れでヒットするプロダクトを作っている。

以前紹介したJenni AIを運営するDavid氏もこの戦略でSaaSを大ヒットさせた👇️

David氏の場合、まず最初にSEOライティングの代理店を立ち上げて案件をこなしながら内部的に生成AIを使って効率化。最終的にそれをSaaSにしてしまうという流れだ。

自分が内部的に使っているワークフローをツールにするのでプロダクトとしての筋は最初から良い。そして代理店業をやっているので最初から売り込み先のリストがある。プロダクトの質を磨き込みながら、販路も増やしていって、最終的にSaaS転換するという、かなり良いアプローチ。

このアプローチであれば比較的リスクなしで、自分のプロダクトをローンチして成功に導くことができる。

ちなみにAIを使った受託業だけやっていくのは、今は儲かっていても後々それを簡単に出来るAIツールが登場して、どんどんパイを奪われるので危険だと思う。

あくまで受託業・代理店業をAIでこなしつつ、そこで貯めた知見をAI×SaaSにいかに早く転換して売れるかが勝負ということ。


🚀12ヶ月で12個のプロダクトを作る挑戦

さて、CJ氏の話に戻ろう。色んなAIツールを使い倒しながら受託開発を進める日々。そんな中、AIツールがどんどん進化しコーディングの効率が遥かに向上しているのを日々感じていた。

2023年にはCursorやBoltなどが登場。

そんな流れを受けて彼は受託開発をやりながら、とりあえず多くのプロダクトを作ってみる挑戦をはじめる。12ヶ月で12個のプロダクトを作る挑戦だ。2024年のことである。

実は奇遇なことに僕自身も2024年に12ヶ月で12個のプロダクトを作る挑戦をしていた。

収益化できたプロダクトもあったが、ほとんどのプロダクトは失敗。特に海外向けに作ったプロダクトは総じてダメだった。

今は量で勝負するのではなく、質にこだわって勝負しているところ。

さて、CJ氏の場合もほとんどのプロダクトが失敗に終わってしまったという。やはり、そう簡単にはいかない。

10個のプロダクトが失敗に終わり、意気消沈する中、11個目のプロダクトが大ヒット。

それが「Code Guide」というプロダクトなのである。

CodeGuide.jpg.webp
これは、AIコーディングツールに対して適切な仕様書を渡すためのプロダクト。

自分の作りたいモノをざっくりテキストで渡すと、それに対してCursorやBoltやLovableといった主要ツールごとに最適化された仕様書ファイルを作ってくれる。

これにより、エラーが少なくなるし使用されるトークン数も減る。

これまで複数の生成AIツールを使って多くのプロダクトを作ってきたCZ氏の知見が詰まったプロダクトだ。


また、CodeGuideに登録することで様々なAIツールの割引特典を受けることができるようになっている。

さて、それではここから彼が

  • どうやってこのプロダクトの着想を得たのか?
  • どのようにユーザーニーズを検証したのか?
  • どのようにプロダクトを売っていったのか?

を見てこう。彼のアプローチは再現性が高く非常に参考になる。


ここから先は有料コンテンツ



⚡️プロダクトをローンチする前にユーザーニーズを検証する

繰り返しになるが、彼は様々なプロダクトを作る際に様々な生成AIツールを使い倒していた

自分自身が受託開発事業を進める中で、いかにAIとの対話の時間やコストをおさえられるかはめちゃくちゃ大事。それ自体が利益に直接跳ね返ってくる。

そこで、内部的に独自のワークフローを自動化ツールのMakeを使って作り、それをベースにプロダクトを作っていた。これにより作業時間が20%ほどになったという。劇的な変化だ。

また彼は、生成AIを使い倒しながらその中で得た様々な知見をXにシェアしまくっていた。

そして、日々Xに知見をシェアする中で、多くの人が彼と同じ悩みを持っていることに気づく。そこで、彼はこのワークフロー自体をプロダクトにして展開できないか?と思った。

しかし、いきなりプロダクトを作り込むことはしなかった。まずは、アイデアだけをXに投稿して、ユーザーニーズが本当にあるかを確認することにした👇️

このTweetには、CJ氏自身がどのように数々の生成AIツールを組み合わせてプロダクトを作っているかがまとめられている。

彼の場合は、まずClaudeに自分の思考を垂れ流してそれを構造化してもらうという。

そして、構造化されたものをChatGPTに渡して

  • プロジェクト要件ドキュメント
  • 技術スタックとパッケージ一覧
  • スキーマ設計ドキュメント
  • 詳細なアプリのフロー図

などを作ってもらうという。

そしてコードファイルの構成はClaudeに作ってもらって、適宜CursorやBolt用にカスタマイズして使うという。

さて、このTweetをしたところ大きなバイラルを生んだ。結果的に4000以上のイイねと1万近いブックマークを獲得。

これはイケると確信したCJ氏。とりあえずBoltでペラ1枚のランディングページだけサクッと作って、メールでウェイティングリストに登録できるようにし、Tweetスレッドの最後に配置。

ここから1800件ものサインアップがあったという。

まだプロダクト自体は全く出来ていないというのに、である。



🙆βテストユーザーに徹底的にヒアリング

さて、ここからが彼のすごいところ。

これだけのサインアップに自惚れず、サインアップしてくれたβテストユーザー全員に連絡を送った。

そして、彼らが現状どんなワークフローでプロダクトを作っているのかをヒアリングし、CJ氏自身のワークフローとの違いを確認。

その中で、彼のワークフローより優れたワークフローを使っている人はいないと感じたという。これはイケると確信した。

こうして、本格的にプロダクト作りを始める。

話題作りからの大量サインアップ

↓

βテストユーザーにヒアリングして丁寧に検証

↓

本格的な開発

という流れが素晴らしい。

そして2024年12月24日に正式にプロダクトをローンチ。そこから、たったの3ヶ月で月の収益を4.2万ドルまで伸ばしてきたのだ。

ではどのように集客してきたのか?



🎯Xを使った継続的な集客

CodeGuideへの集客は全てXからだという。

彼は、日々どのようにAIツールを使うか?何がベストプラクティスなのか?をTweetしている。

例えば以下のTweetは1200イイね以上を獲得👇️

"一行もコードを書かずに5ヶ月で33個ものプロジェクトを作ってきた"という衝撃的なフックから、どうやってそれを実現しているのかワークフローをスレッド形式で紹介するTweetだ。

その中で、自分のプロダクトであるCodeGuideも紹介してしっかりユーザー獲得につなげている。

この期間で彼は必死にXを運用しなんと2024年10月からの4ヶ月で1万人のフォロワーを3.4万人まで増やしている👇️

10月ごろからものすごくインプレッションが伸びているのが分かる。

このTweet内で、彼がXを伸ばすためにおこなっていることが述べられているので紹介しておこう。非常にシンプルな戦略である👇️

・アルゴリズムに優遇される「コミュニティ」に投稿する

・プロフィールは何も変更しないこと

・フックツイートに動画を追加する

・「ブックマークしたくなる」コンテンツを目指す

・絵文字は少なめに使う

・ツイート上でユーザーの滞在時間を長くする

・毎日同じ時間に投稿する

・投稿数は減らして、リプライを増やす



🌀独自のコミュニティを築きエンゲージメントを高める

そして彼は、ユーザーのエンゲージメントを高めるためにXにて「Build with AI code」というコミュニティをやっている。

現時点で5000人近くの人数がコミュニティに入っており、日々多くの知見がシェアされている。

このコミュニティの管理人としてのCJ氏の存在感は大きく、常に多くのアテンションを集めている。

先ほどのX運用のノウハウの部分でも共有したが、「コミュニティ」に投稿したTweetはアルゴリズムに優遇される、とのこと。

新しいユーザーを集めるという意味でも、既存ユーザーのエンゲージメントを高めるという意味でも、Xを最大限に使いながらCodeGuideを運営しているのだ。

こうして、CodeGuideはローンチからたった3ヶ月で月4.2万ドルの収益を達成したが、これからもどんどん収益を伸びていく見込みであるという。



📝まとめ

ここまでCJ氏のアプローチを見てきた。

彼のアプローチ、割と再現性があると思う。

  1. まず、領域は何でもよい(開発でもライティングでもデザインでも動画でも)ので、受託案件を受ける
  2. 続いて生成AIを使って作業を効率化し、そこでの知見をソーシャルメディアに垂れ流しオーディエンスを集める
  3. 最後にその知見を集約したツールを作って売る。βユーザーへのヒアリング&改善は忘れない

この流れは、いきなりSaaSを作るよりも間違いなく成功しやすい。

今の時代、プロダクトは誰でも作れるようになっているので、何を作るか?どうやって売るか?がマジで大事。

彼は言う。

「今最もホットなプログラミング言語は英語である」と。

今の時代、プログラミング言語が分からなくても英語さえ分かれば誰でもプロダクトを作ることができる。

もちろん日本語でも他の言語でもよいが、英語で指示出しすることでより高精度のレスポンスが返ってくることが多い。

なるべく英語を使った方がいいのは自明だろう。

AIで一回もプロダクトを作ったことのない人は、まず作ってみよう。作ったことのある人は、作るだけじゃ売れないことを実感すると思う。

それでも一回作ってみることは大事。勘所を掴んでおくことが大事。

そして、その後にしっかりマーケティング部分を設計し、プロダクトを作り直そう。

マーケティング部分に関してはこのニュースレターで大量に解説しているので参考にしてほしい。

リサーチしてても、なかなか日本発の海外成功事例が出てこないので是非一緒に頑張ろう!




ということで今回は「CJ Zafir」氏にフォーカスしてきました。

このニュースレターは毎週月曜日の朝7時にお届けしています。見逃したくない場合は、ぜひ購読してください!ご購読お待ちしてます!

いいねやコメント、シェアなどしてもらえると継続の励みになります!

それではまた来週月曜日に会いましょう!

参考文献

https://x.com/cjzafir

https://www.linkedin.com/pulse/i-never-built-public-until-now-how-cj-zafir-hit-42kmonth-joe-luna-eqxlc/

https://www.youtube.com/watch?v=0T55DRYqeeA&t=2s


ここから先は有料コンテンツです
この続き:3,108文字 / 画像0枚
有料購読を開始する
¥980 / 月 (税込み)
課金プランを選択
購読を開始すると有料記事が閲覧できるようになります。バックナンバーは別途購入が必要です。
今月の記事

4,400人以上の方達が購読中

いつでも購読解除可能です