💰️4年前まで収入0の実家生活。今では月1000万円を多くのプロダクトから稼ぐ天才開発者マーク・ルー氏
こんにちは、ウマたんです。
このAI時代にめちゃくちゃ稼いでる海外開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回紹介するのは、「Marc Lou氏」!
フランス生まれの開発者で大量にプロダクトを作りながらX・YouTubeなどで着々と影響力を付けて、プロダクトの収益を伸ばしてきた天才開発者。
まさにBuild in Publicのお手本!!めちゃ参考になる例だ。
だいぶ前にもこのニュースレターで紹介したが、そこからさらに多くのヒットプロダクトをローンチしているので、改めてまとめておきたい。
以前彼を紹介した記事はこちら👇️
| たった3年で20のサービスをリリース月800万円稼ぐ1人起業家Marc Lou(マーク・ルー)氏 |
|
||
|
今回のニュースレターでは、以前紹介した記事よりも、かなり深く掘り下げているので是非最後まで見てほしい。
彼のストーリーはめちゃ参考になる。
※このニュースレターに購読いただくと海外の成功事例をまとめたスプレッドシートが届きます!
👨🍳時給10ドルのウェイター時代
今でこそXで20万人以上のフォロワーがいて、Youtubeでは10万人以上の登録者がいて、月1万ドル以上のプロダクトを何個も持っている彼だが、もちろん最初から上手くいっていたわけではない。
むしろ報われない時代は長かった。
彼は大学生時代から「レールに乗った人生なんかまっぴら」だと思っていたという。
大学の授業は退屈。学校の成績には何の興味も湧かなかった。しかし、他に情熱を注げることが見つかるわけでもなく、パーティ三昧で二日酔いの日々。
そんな中彼は、マーク・ザッカーバーグの起業家人生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」に出会う。
彼は「これだ!」と思った。
この瞬間に、彼は次のマーク・ザッカーバーグになることを決めた。
そんなMarc氏は大学卒業後、周りの友人達が普通に就職する中、起業の道を選んだ。就職なんて選択肢はもちろんあるはずもない。
しかし、そんなに人生甘くない。
生活費を時給10ドルのウェイターのアルバイトで稼ぎながら、プロダクト作りに励む日々。
スポーツ愛好家のためのTinderのようなアプリ開発に1年間費やすが、完成させることが出来ず撤退。
「ソーシャル・ネットワーク」に影響されて起業を志す人は多いが、最初からFacebookのようなソーシャル要素のあるアプリを作ろうとしても失敗する可能性が高い。Marc氏は、まさにこの失敗パターンの典型。
さて、1年間かけて何の成果も出せずにいた自分に嫌気が差したが、まだ起業家として成功する夢を諦めてはいなかった。
当時彼は、周りに「自分は絶対成功するんだ!」と豪語していた。
ここで諦めたら恥をかく。
🌃色んな挑戦がことごとく失敗
さて、この後ひょんなことから韓国にいる友人から誘われ、一緒にAIスタートアップを立ち上げることになる。
しかし、1年かけて作ったアプリに1人も顧客を集められず撤退。
当時、Marc氏は12平米の狭い部屋に彼女と一緒に住んでいた。なんとかこの環境から抜け出したいと思っていたがどうにもならない日々。
そんな中、彼はふとネットで見つけたカップル用手袋の販売を彼女と一緒に試みる。
しかし、このカップル用手袋の販売も上手くいかず、路上でなんとか30個売るのが精一杯だった。
この頃のマークは、良いプロダクトがあれば売れると思っていた。
典型的な失敗パターン。マーケティングの観点が完全に抜け落ちていたのだ。
🎯作る前に売れ!
さて、ことごとく失敗し打ちひしがれていた時、マーケティングを生業とする人間から「作る前に売れ」というアドバイスを受ける。
今まで、「何ヶ月もかけてプロダクトを作ってから売ろう」としてきたMarc氏にとって目からウロコのアドバイスだった。
彼は、当時流行っていた脱出ゲームの事業者向けに顧客獲得支援ツールを開発することを思いつく。
いつもなら早速作り始めるところだが、今回は違った。
まず、メールと電話で色んな事業者に営業をかける。すると、なんとオーストラリアの事業者がツールを契約すると言ってくれるではないか。
はじめてインターネット上でプロダクトを売ることができた。Marc氏は、この経験から開発だけではなくビジネス観点を持つことの重要性を実感する。
最初の顧客を獲得できたMarc氏。早速プロダクトを作る。
今までみたいに何ヶ月もかけて開発することはせず、必要最低限の機能を実装しローンチ。
それが「VirallyBot」だ。
このツール、結構コンセプトが面白い。
脱出ゲームの予約を検討しているユーザーに対して、FacebookメッセンジャーやWhatsAppなどのメッセージングツール上で簡単なミニ脱出ゲームを体験してもらうというもの。クリアすると本予約の割引クーポンが送信され、その結果CVRが大幅に上げられるよーというツール。
実際にこのプロダクトは多くの脱出ゲーム事業者に受け入れられ、月の収益は4000ドルほどまで上昇。
はじめての成功を実感するが、ここで運の悪いことに全世界が絶望したあの出来事が起きる。コロナだ。
👨💻絶望の中やむをえずフルタイムに
ちょうどビジネスが軌道に乗り始めた時に、コロナが世界を直撃。
世の中の脱出ゲーム事業は壊滅的なダメージを受け、Marc氏のVirallyBotの顧客も一夜にして0になってしまった。
また、バリで暮らしていたMarc氏はコロナの影響でフランスに帰らなくてはならなくなった。
当時28歳。企業に就職した友人は順調に出世して高給を手にしているのに、自分は貯金も収入もなく実家に居候。鬱屈とした日々を過ごしていた。
そんなある日、自分の不甲斐なさから自然と涙があふれ出てきた。感情をコントロールすることが出来ず、気付いたら叫びながら実家の壁を叩き大きな穴をいくつも空けていたという。
この出来事から、さすがになんとかしないといけない、と危機感を感じた彼はとうとう人生初めてフルタイムの仕事に応募することに。
なんとか、運よくソフトウェアエンジニアの職に付くことに成功。なんと報酬は月9000ドル。今まで不遇の時期を過ごしてきたMarc氏にとっては破格の金額だった。
元々フルタイムで仕事をするなんて考えたこともなかったMarc氏だったが、実際に仕事をはじめると想像していたよりもずっと良かったという。
上司から言われたことをこなしていさえすれば良い。そしてタスクをちゃんとこなせば、上司や同僚から感謝される。
誰かの役に立っているという感覚が、Marc氏に自尊心を取り戻させた。
⚡️フルタイムから再び起業の世界へ
こうしてフルタイムで働く中、徐々に世間のコロナモードは薄れていった。封鎖されていた国境が開き始め、彼は元々コロナ前に過ごしていたバリに向かう。
フルタイムの仕事は引き続き楽しくやっていたが、その頃から徐々に無駄なミーティングや無駄なタスクに嫌気が差すようになっていた。
そんな中、Xで多くの開発者が資金調達もせずチームも作らずに個人でプロダクトを作って稼いでいるのを見つける。
海外ではそのような人たちをインディーハッカーと呼んだりする。
そんなインディーハッカーたちの成功を目の当たりにした彼は、「自分がやりたかったのはまさにこれだ!」と、昔持っていた起業家精神に再び火を灯しはじめる。
しかし、幾度となく失敗した苦い過去の思い出が頭をよぎる。文句のない給料が毎月安定的にもらえる仕事を投げ出すほどの勇気はなかった。
しかし、この時人生を変える転機が訪れる。
突然会社から解雇を言い渡されるのだ。
普通だったら絶望するところだが、不思議と彼の心は晴れやかだった。
「これで、自分の本当にやりたかったことに専念できる。」
彼はこれまでのやり方とは100%違うアプローチで起業に挑む。
「プロダクトに何ヶ月も費やさない。資金調達もしない。従業員も持たない。過去に自分を苛立たせたことすべてをしない。」
🚀全てSNSで公開してプロダクトを作りまくる
こうして心機一転、もう一度挑戦することを決めたMarc氏は、自分の失敗を全て公開することに決めた。Xアカウントを作ってプロダクト開発の過程をどんどん公開し始める。
いくらプロダクト開発が失敗しても、それを誠実に公開し続けていれば、フォロワーを積み上げていくことが出来る。
すると、次に作るプロダクトの成功率は少し上昇するかもしれない。
以前紹介したYoni氏も同じような考えで、Instagramで全てを公開する挑戦を始めて成功を手にしている👇️
| 👨💻年収7000万円のエンジニアが毎日投稿で影響力を付けてアプリから月400万円稼ぐようになった話。「Yoni Smolyar」氏! |
|
||
|
さて、ここからMarc氏の怒涛のプロダクト作りが始まる。
「Mood2Movie」や「WorkbookPdf」など7ヶ月で6個のプロダクトをローンチ。
しかし、やはりそう簡単に上手くはいかない。
どうすればプロダクトを伸ばせるか?多くのユーザーの注目を集めるしかない。
Marc氏はここで、注目を集めるためにインプレッションを稼ぐ投稿を試みる。
例えば、海外でめちゃくちゃ有名なジョー・ローガンのポッドキャストに自分が出ているような動画を作ってプロダクトの宣伝につなげた👇️
My new startup is live on @ProductHunt 📢@joerogan and I talked about it🎙️
![]()
@marclou
Would love your support ❤️
(link below) pic.twitter.com/NFUjZQ3ewS— Marc Lou (@marclou) December 19, 2022
このローンチTweetが20万以上のインプレッションを生む。
ここから彼の面白コンテンツでユーザーを集めるスタイルが確立され、次々とフォロワーを獲得。
比例して収益も伸び、月4000ドルほどまで上昇。
この後も彼は、多くの面白コンテンツを投稿しながらプロダクトをさりげなく宣伝している。
ウルフ・オブ・ウォールストリートの有名なシーンの動画を作り、プロダクトを宣伝👇️
My new startup 🛡️ ByeDispute is live! Prevent disputes before they happen:
![]()
@marclou
- Save $15 fee
- Don't get banned from Stripe
- 1-minute no-code setup
Get $20 off for the launch for 24 hours → https://t.co/2pupT7y0fT
Would love your support 🙏 pic.twitter.com/kXGyl20OaS— Marc Lou (@marclou) November 13, 2023
このTweetは50万以上のインプレッションを獲得。
マジでMarc氏は遊び心のセンスがめっちゃある。
他にもRPGゲームの世界観を実世界で面白おかしく表現してプロダクトを宣伝👇️
My startup Habits Garden is LIVE on Product Hunt 🚀
![]()
@marclou
It has an app for iOS 🍎 and Android 🤖
If you want to support the (re)launch:https://t.co/AZ1rOf3fzV pic.twitter.com/TkLVxPGUSi— Marc Lou (@marclou) April 17, 2023
インターステラーの有名なシーンの動画を作って宣伝👇️
My new product LogoFast is live now 🚀
![]()
@marclou
Make beautiful logos with AI, fast and free ✨ → https://t.co/lmgIB6i822 pic.twitter.com/ZxgtYlzjwN— Marc Lou (@marclou) December 20, 2023
などなど。
💰️獲得したフォロワーに刺さるコースやツールを販売して収益が急上昇
さて、Marc氏は面白コンテンツでバイラルを起こし注目を得てプロダクト収益を徐々に伸ばしてきたが、ふと「バイラルコンテンツの作成方法を教えるコース」を作ったら売れるのでは?と考える。
Marc氏のフォロワーのほとんどは、彼の面白コンテンツに惹かれてフォローした開発者達。
そんなフォロワーたちならば、Marc氏のバイラル哲学について知りたいはず。
早速、バイラル動画を作ってプロダクトを売る方法をまとめたコース「LaunchViral」を販売。
案の定、このコースは瞬く間に売れて一時は1ヶ月で6kドル(90万円)も売れた。
さて、LaunchViralにとどまらず、続いて作ったツールもこれまた大ヒットすることになる。
Marc氏は、会社を辞めてからものすごい勢いで色んなプロダクトをローンチしてきた。
多くのプロダクトを作っていると面倒なのが、初期設定。
毎回、データベースの設定やStripeの設定など同じような作業を繰り返さないといけない。
彼は、そんな単調な作業を毎回0から繰り返さないように、再利用できる小さなコードベースを作成。
最初は自分のために作ったこのコードベースだったが、他にも使いたい人いるのでは?と思った。
正直あまり期待していなかったが、とりあえず価格を付けて「ShipFast」という名前を付けてローンチ。期待せずに妻とスケートに出かけた。
正直100ドル売れればよいなーくらいの感覚だったという。しかし、なんとスケートから帰ってくると500ドルも売れてるではないか。
彼は、これまでとは全く違う売れ行きに驚いた。これは何かが違う・・・と。
そして翌日。なんと4000ドルも売れていた。
ついこの前まで月に4000ドルの収益を達成して喜んでいた彼は、たった1日で月給分の収益を達成してしまったのである。
そしてこの勢いはとどまることを知らず初月は4万ドル(約600万円)を稼ぎ、2ヶ月目には13万ドル(約2000万円)を突破。
まさにプロダクトマーケットフィットである。
多くの個人開発者がこのShipFastを購入してプロダクトを作っており、僕自身も実は購入している。
実は、日本語AIフラッシュカードアプリ「Onigiri Anki」もこのShipFastをベースに構築した。
また、以前このニュースレターで紹介したJack氏もShipFastベースでプロダクトを構築して大ヒットを記録してる。
| 🕺毎日1時間のTikTokマーケで月3万ダウンロードを達成し月1万ドルの収益を達成したjack friks氏 |
|
||
|
このShipFastは買い切りで、一度買ったら永遠に使い放題。定期的にMarc氏がメンテしてくれてるので最新のテンプレートがずっと使える。
開発効率が断然上がるので、めちゃオススメ。あと、海外ウケの良いUIになってるので、海外プロダクト作りたい人にはオススメかも。
さて、これでもう十分大成功なのだが、ShipFastの成功の後も挑戦を続けて色んなプロダクトを作り続けている彼のバイタリティは本当にスゴすぎる。
ここからは、ShipFastの後にローンチして収益をガッツリ上げてるプロダクトにフォーカスして見ていく。
この後彼は
- 集大成となるコースを構築し初月で200kドル(3000万円)達成
- SaaSを作って堅実に伸ばし月16kドル(240万円)達成
- 最近、Xのユーザーを巻き込んでローンチから5日でMRR1.8万ドル(約270万円)を達成
などなど次々とヒットを量産していく。
マジで天才すぎるので是非見てほしい。
それでは見ていこう!
| ここから先は有料コンテンツです |
| |
| この続き:3877文字 / 画像4枚 |
4,300人以上の方達が購読中
いつでも購読解除可能です