🌳バズったツイートを見て21時間で作ったアプリが、月1500万円稼ぐ怪物になった話。AIフラッシュカードアプリ「Jungle」
こんにちは、ウマたんです。
このAI時代にめちゃくちゃ稼いでる海外開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回紹介するのは「Julian Alvarez」氏。
「Jungle AI」というAIフラッシュカードアプリを開発し、月10万ドルほどまで成長させた男。
僕自身、日本語学習用のAIフラッシュカードアプリを開発して伸ばしていて月40万円ほどの収益まで伸びてきたが、彼の場合は月10万ドル(約1500万円)。
文字通り、桁が違う。
では、なぜ彼はフラッシュカードアプリをここまで成長させることが出来たのか?
同じくフラッシュカードアプリを作っている人間として、徹底的に調べ上げないと気が済まなかった。
実際に調べてみると、そこには多くの秘密が隠されていた。
アプリの体験設計や集客導線の作り方が素晴らしいのだ。
勉強系のアプリを作っている人・作ろうとしている人はもちろんのこと、そうでない人にもめちゃくちゃ参考になる内容だと思う。
是非最後まで見ていって欲しい。
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🎮テキサスの小さな町でゲーム廃人だった少年が13歳でアプリ公開
それでは、まず彼のバックグラウンドから少し遡って見ていこう。
Julian氏はメキシコとテキサスの小さな国境沿いの町で育った。
彼の少年時代は一言で言えば「ゲーム廃人」。
そんな彼の人生を大きく変えたのは、13歳のある日、父親の友人から言われた一言だった。
「iPad向けの電卓アプリ、作ってみない?」
当時、Appleが発売したばかりのiPadには、なんと電卓アプリが標準搭載されていなかった。
彼は直感的に面白そうだなと思った。
そして、これを機に何ヶ月も格闘し、ついに有料版(0.99ドル)と無料版の電卓アプリをApp Storeにリリース。
結果は、有料版が400ダウンロード、無料版が3万ダウンロード以上。
この時の体験を、Julian氏自身がLinkedInの投稿でこう振り返っている👇️
「世界のニーズを発見し、コーディングという最強の武器を使って、ほぼゼロコストで世界中の何万人にも届くテクノロジーを作れる、という魔法のような体験だった」
これはマジで分かる。
プロダクト開発というのは本当に夢があるし、ほぼコストなく世界中の人に自分の作ったモノを届けることができる最強の方法。
僕自身、今まで色んなプロダクトを作ってきたが、最初にプロダクトが購入された瞬間の興奮は忘れられない。
そんな経験を13歳でしてしまったのが、このJulian氏なのだ。
🌃起業を志すも上手くいかない日々。そんなある日、大ヒットに繋がるアイデアが降ってくる
さて、その後は起業に興味を持ちつつ大学に進学し、コンピューターサイエンスを専攻。
大学時代は友人と起業するもなかなか上手くいかなかったという。そして、大学卒業後は起業するのではなく大手テック企業であるMetaに入社。
Metaのソフトウェアエンジニアという誰もが羨むハイステータスなキャリアを歩むことになる。
しかし、彼の中にあった起業家としての情熱は消えなかった。
Metaでのキャリアをキープしながら色んなプロジェクトを立ち上げる。
最初はWeb3のLearn-to-Earnプラットフォームを試み、次に個人成長のためのソーシャルアプリ、さらに感謝の習慣化アプリと、色んなアイデアを試した。
しかし、どれもユーザーに刺さらない。
路頭に迷っていたそんなある日、彼はXで一つのツイートを目にする👇️
My dream GPT product is a tool that can generate flash cards (like anki) from books/articles I'm reading so I can quiz myself— Julia Wu (@thejuliawu) January 25, 2023
![]()
@thejuliawu
「読んでいる本や記事からフラッシュカード(Ankiのようなもの)を生成できて、クイズにしてくれるプロダクトがあったらいいのに」
その瞬間、「これだ」と確信した。
こうして、彼はDavidという友人と21時間ぶっ通しで開発をして、このアイデアを完成させてしまう。
そして、リリースしてこのXの投稿に、そんな感じのツールを作っているよとリプライを送る。
すると、彼の投稿にイイねがたくさん付く。
普通はこれだけで終わる。しかし、彼の場合はここから大胆かつ愚直なDM作戦に出る。これが凡人と成果を上げる人の違いだと思う。
📩最初のユーザー100人を集めたDM作戦
彼がおこなった地道なDM作戦。
それは、投稿に反応してくれたユーザー全員にDMを送るというもの。行動量がエグい。
このDM作戦で最初の100人のユーザーを獲得することに成功。
ただ、DMを送りまくった代償としてXアカウントが凍結されてしまう。凄まじい行動量だ。
普通、バズってるツイートを見て、それ作れるかも!と思っても、ここまでのスピードと量で行動に移す人はいないはず。
彼のこの行動力が、成果を生んだ。
そして、ローンチから8週間後(2023年3月末頃)、Julian氏はLinkedInの投稿でこう報告している👇️
「Jungle(AI生成フラッシュカード)をローンチしてから8週間が経った」
- 7,000ダウンロード
- 2,500の週間アクティブユーザー
- 120カ国以上のユーザー
- マーケに使った費用はたった800ドル
- CACは0.25〜1ドル
さてさて、そこから順調に成長を続け2023年9月時点で累計6万ダウンロード、累計収益1.5万ドルに到達👇️
そして、2024年末時点でARRは85万ドルに到達。
そしてさらにそこから半年で、累計ユーザー数100万・ARR100万ドルを突破。
ある朝Xで見かけた誰かのつぶやきから21時間ぶっ通してでコーディングして作ったMVPが、2年後には100万ユーザーを抱えるAI学習アプリになる。
このスピード感、AI時代じゃないと絶対に再現できない世界線。
逆に言うと、このAI時代にはこのようなチャンスがゴロゴロ転がってる。やるしかない。
ということで、ここからは実際にこのプロダクト「Jungle」がどのように成長し月10万ドルを達成したのか見ていきたい。
順調に伸びているように見えるが、実は成長の過程で色んな試行錯誤の軌跡がある。
- まず最初のMRR2000ドルまで2か月ほどで伸ばした方法
- MRR2000ドルの停滞状態を打開して、ニッチに絞り一気にMRR1.5万ドルまで伸ばした方法
- 徹底的に磨き込まれたオンボーディング体験設計
- これからのアプリの成長可能性
同じくフラッシュカードアプリを運営している身として、「やられた」と思った部分が何箇所もあった。そして、実際にすぐ自分のアプリに彼のノウハウを取り込んだ。
勉強系・ツール系アプリを作っている人はもちろん、そうでない人にも「プロダクトをどう育てるか」という視点で確実に参考になるはず。
是非、最後まで読んでってほしい。
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