💪月3000万円の目覚ましに月1500万円のスマホロック。「腕立て伏せ×〇〇」アプリが海外で売れまくってる理由
こんにちは、ウマたんです。
このAI時代にアプリ・プロダクトでめちゃくちゃ稼いでる海外事例を分析する、このニュースレター。
今回紹介するのは「腕立て伏せ×〇〇」系のアプリたち!
最近色んなアプリを調べていて、よく見かけるのが「腕立て伏せ」系アプリ。
- 腕立て伏せしないと目覚ましが止まらないアプリ。
- 腕立て伏せしないとInstagramやTikTokが開けないアプリ。
- 腕立て伏せで敵を倒すRPGアプリ。
これがまぁよく売れてる。
具体的には以下のようなアプリたち👇️
- Wayk(腕立て伏せ×目覚まし):最大で月20万ドル(約3000万円)
- Pushscroll(腕立て伏せ×スマホロック):月10万ドル(約1500万円)
- Push Up Arena(腕立て伏せ×RPG):月1.1万ドル(約165万円)
これまでいくらでもあったようなテーマのアプリに腕立て伏せをかけ合わせた瞬間、ショート動画でバズって売れるアプリに化けてしまうのだ!!
ということで今回は、
- 今売れてる「腕立て伏せ×〇〇」アプリ3つ
- 売れてる3つのアプリに共通していること
- 腕立て伏せという機能がなぜこんなに強いのか
- 実際にこの手のアプリを作るなら、どんなアプリをどう作ってどう伸ばすか
についてまとめていきたい!
ぜひ最後まで見ていって欲しい!
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📵 腕立て伏せ×スマホロックで月10万ドル以上稼ぐ「Pushscroll」
さて、まずは「腕立て伏せ×〇〇」ブームの火付け役とも言える「Pushscroll」。
腕立て伏せをしないとInstagramやTikTokなどのSNSが開けない。腕立て伏せ1回でスマホ時間1分、みたいに運動でスクロール時間を「稼ぐ」アプリだ。
作ったのはスイスのAlejandro Sanchez氏。
実は今年1月にこのニュースレターでも紹介している👇️
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彼は2025年5月、まだコードを1行も書いていない状態で「もし腕立て伏せ20回でスクロール中毒を止められたら?」という動画をTikTokに投稿👇️
これが8.6万回再生されて「作って欲しい!」というコメントが殺到。
そこから作り始めて、バズから約1ヶ月でローンチ。
それが今どうなってるかというと・・・月10万ドル(約1500万円)、ユーザー100万人超え。
彼がスゴイのは、とりあえずカメラの前に立って毎日ショート動画を撮り始めたこと。言うのは簡単だが、そう簡単にできることじゃない。
こうして、何本か撮る中で「腕立て伏せ×スクリーンロック」のアイデアを投稿したところ、それがバズったのだ。
そしてさらにスゴイのが、アプリを作る前に実際に腕立て伏せを動画トラッキングしている映像を投稿したところ。
アプリを作る前に、ビジュアルを魅せたからこそTikTokでバズったのだ。「腕立て伏せ」そのもののビジュアルが強烈ということが分かる事例。
そして、その後も「腕立て伏せ」をしているところをフックに動画を投稿しアプリを伸ばしていった。
やはり、腕立て伏せはショート動画と相性がめちゃくちゃ良い!
⏰ 腕立て伏せ×目覚まし「Wayk」:ローンチ30日で2500万再生
続いては、目覚ましアプリ「Wayk」!!!
以前も紹介したが、マジでこのアプリ売れてる。ヤバい。
Waykは、設定したミッションをクリアしないと止まらない目覚ましアプリ。
色んなミッションがありユーザーが設定できるのだが、そのうちの1つが腕立て伏せなのだ!!
作ったのはMarlon Grandy氏と親友2人の、23歳の3人組。VCからの資金調達はなし。
本人いわく、きっかけは「どうしても朝時間通りに起きられなかった」こと。まず、自分の課題からスタートしてるのが強い。
2026年2月にリリースして、最初の30日でTikTok合計2500万再生、10万ダウンロード、App Storeで15位。
そして半年で月20万ドル(約3000万円)を突破。
伸びた理由は、とにかくショート動画。
ちなみにRedditでもXでもマーケティングをおこなったが、RedditはBANされ、Xは全く反応がなかったらしい笑
やっぱりtoCアプリはTikTokとInstagramなのだ!!
では、どんな動画がバズってるのか?
例えば以下の動画が60万回再生以上👇️
まさに腕立て伏せをしているところをフックにアプリの宣伝をする動画。
ちなみに、この「Wayk」のミッションには腕立て伏せ以外にオブジェクトハントというミッション(家の中にある指定された物体を写真で撮る)があり、それを使った動画もバズってる。
例えば、この動画は280万回再生👇️
アラームを止めるためにトイレを撮らないといけない、というオブジェクトハントの動画。
アラームアプリは、「朝起きなくてはいけない」という緊急性を表現したフックや、「泣いている困っている顔」から始まるフック自体が強いので、腕立て伏せ機能自体だけでバズっているとは言い難い。
しかし、腕立て伏せという機能が良いスパイスになってWaykの収益を押し上げていることは間違いない。
それもそのはず、実はこのWaykは、先ほど紹介したPushscrollのバズってるフォーマットを研究して、そのまま目覚ましに移植したというのだ。
「アプリを使ってる自分を撮る」「イラッとする瞬間を見せる」「共感できるPOVキャプションを付ける」。
Pushscrollの「腕立てしないとアプリが開けない」を「腕立てしないと目覚ましが止まらない」に置き換えたのだ。
ちなみに同じアラームアプリで「Erly」というのもかなり売れてる。
⚔️ 腕立て伏せ×RPG「Push Up Arena」:リリース90日で10万DL
そして、続いては「Push Up Arena」。
腕立て伏せをすると敵にダメージが入るRPG。
敵を倒してダンジョンを攻略していくRPGモードから1対1のオンライン対戦まである。
2026年5月14日にリリースされたばかりで、90日で10万ダウンロード、月1万ドル(約150万円)以上稼ぐ。
そして、やはり集客エンジンはTikTokのショート動画。腕立て伏せをしながら敵を倒していく様子や、他のユーザーとオンライン対戦で戦う要素がバズりまくってる。
例えば以下の動画が330万回再生されてる。
確かにこの動画は、つい見てしまうし、何これ?面白そう!とダウンロードしてしまう。
腕立て伏せはユーザーの興味を強烈に惹きつける最強のツールなのだ!
ちなみに同じ「腕立て伏せ×RPG」で、カザフスタンの個人開発者が作った「Pushup RPG」というアプリもある。
こっちもショート動画で200万回以上再生されて、リリースから約2ヶ月で10万インストールを突破している。
少し話は変わるが、カザフスタンはめちゃくちゃ優秀なエンジニアが多い国。
今世界的に動画生成AIスタートアップとして急成長している「HiggsField」もカザフスタン発のスタートアップで、人件費が比較的安くて優秀なカザフスタン人を囲ってグローバルで伸ばしてる。
今回カザフスタンに滞在してAIデジタルブリッジというイベントに参加してきたが、その熱狂がすごかった。未来を感じた。
カザフスタンは今後注目しておくべき国だと思う!!
🔥 なぜ腕立て伏せはこんなに強いのか?
さて、ここからが本題。
なぜ腕立て伏せはここまで強いのか?色んな観点から分析してみた。
- ショート動画でバズりやすい
まずはやはり「ショート動画でバズりやすい」というのが大きい。
腕立て伏せをしている動画を見ると、スクロールする指を止めずにはいられない。えっ、なんで腕立て伏せしてるの!?となる。
ショート動画では、まず指を止めさせるのが大事。
- 非言語で価値が一撃で伝わる
そして、非言語で価値が伝わるというのも大きい。腕立て伏せは世界中の誰でも知ってる。翻訳しなくても伝わる。
個人開発者が海外を狙う時に、言語の壁がなくなるのはありがたい。
- アプリを使ってる様子そのものが動画になる
以前のニュースレターで、アプリを宣伝するショート動画には「バズるコンテンツの中にアプリを差し込むパターン」と「アプリを使ってる様子自体がバズるパターン」があり、後者の方がダウンロードに繋がりやすいという話をした。
腕立て伏せアプリは完全に後者。
アプリのコア機能でありながら、それがバズと直結するのだ。バズるだけじゃなくて、そこからのダウンロードや有料課金の割合が格段に上がる。
- オンボーディングで最初の1回を促してコミットを引き出せる
PushscrollとPush Up Arenaは、オンボーディングの途中で実際に腕立て伏せをさせる。
課金する前に、アプリの価値を体で体験させてしまうのだ。これが強い。CVRを強烈に押し上げる要因になる!
ちなみに今回紹介してきた腕立て伏せ系アプリのオンボーディングはどれも長めという特徴がある。
Pushscrollは41画面、Waykは43画面、Push Up Arenaは46画面もある。
オンボーディング画面やペイウォールの共通点についてはこの後にも軽く触れていくが、以下のOnbo Hubで確認できるのでチェックしてみて欲しい。各アプリのバズってるSNS投稿も確認できるようになっている👇️
ということでここまでで、腕立て伏せ×〇〇アプリがなぜ売れるのかはかなり見えてきたと思う。
では実際に自分で作るなら、何を作って、どう伸ばせばいいのか?
これ以降のパートでは、以下をまとめた👇️
- これらのアプリの成功事例を参考にどのようなアプリを作るべきか?
- 日本語マーケットでどう伸ばすか
- 売れてる3アプリに学ぶオンボーディングとペイウォール
- ショート動画の勝ちパターンを考察
既に腕立て伏せ系アプリで色んなアプリが出てきているが、まだまだ可能性はあると思う。
特に日本のマーケットであれば、まだまだ戦えるはず。
ぜひ最後まで読んでみて欲しい!!
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