🚀Adobeを退職後に失敗を経て月900万円もの収益を生み出すプロダクトを作った男Mac Martine(マック・マーティン)
こんにちは、ウマたんです。
海外個人開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回紹介するのは「Mac Martine(マック・マーティン)」氏!
Adobeのエンジニアとしてキャリアをスタートし長年働いた後、インディーハッキングの世界に足を踏み入れるも上手くいかず、学びのためにスタートアップに入社することを決意。
その後、独立し最初はお金を稼ぐためにフリーランスとしてスタートアップ向けにMVP(最小機能プロダクト)を作る支援をはじめ、満を持してもう一度自分のプロダクト作りに挑戦。
最終的に月61kドル(900万円)もの金額を稼ぐプロダクトに成長させて売却した男。
そんな彼にフォーカスしてみていこう!
👨💻Adobeに入社後、自分のプロダクトでの成功を夢見て独立するも・・・
2000年に Adobeに入社した彼は2007年頃からインディーハッキングの世界に興味を持ち始め、フルタイムの仕事をする傍らで副業でプロダクト作りに勤しむようになっていた。
そんな中、彼はビジネス用のスケジュール予約アプリの開発に注力することにする。
これが彼にとってはじめてのSaaSプロダクトだったにも関わらず、成功させる根拠のない自信があった。
そこで彼は11年働いたAdobeを去る決断をするのだ。
Adobeの元同僚のPeldiがすでに独立して成功していたことも彼を後押ししたと語る。
そして独立してからは、成功を信じてがむしゃらに働いた。
夜明け前から仕事をはじめる日々。
それでも自分のプロダクトを開発するのは楽しく、辛さを感じることはなかった。
いやむしろ楽しすぎたのがよくなかったのかもしれない。
彼はプロダクトのローンチ前に「もう少しだけ機能を付けよう」「もう少しだけUIをよくしよう」と、あと1週間あと1週間とローンチを先延ばしにしていってしまった。
そうして先延ばしにすること約2年。
とうとう彼はローンチし見込み客にメールを送るも顧客になってくれたのはたった2人。
1年契約のプランで合計100ドル。
その後もプロダクトがスケールする見込みはなかった。
彼はこの2年間、貯金から数万ドルもの生活費を切り崩して生きてきた。
さらにこの時、妻との間に子どもが生まれようとしていた。
これ以上インディーハッキングを続けて家庭に迷惑をかけるわけにはいかない・・・
そう思った彼は会社員に戻る決断をする。
彼はこの2年間の失敗について次のように語っている。
アプリに完璧を求めすぎてしまいローンチを先延ばしにし営業やマーケティングに力を入れることができなかった。
さらに企業向けのスケジュール予約ソフトウェアという巨大な市場に対してまったくの無知でありコネもなかった
しかし、その分この失敗から多くのことを学ぶことができたと語る。
- 販売、マーケティングはそう簡単じゃない
- アプリは決して完璧になることはない
- 創業者としてやるべきことは開発以外にもたくさんある
- できるだけ早いタイミングでたくさんの顧客と話すべき
⭐️スタートアップにジョインしてリードエンジニアとして働く
さて、彼はインディーハッキングの世界から会社員に戻る決断をした。
しかし今度はAdobeのような大きな会社ではなくてスタートアップに3人目の社員として入社したのだ。
Adobeの頃の給料の方がもちろん高かったが、スタートアップに入ったほうが多くを学べると思って決断した。
この決断は間違いなくよい決断だと思う。しかし、子どもが生まれて出費も多くなる時期に前職よりも低い給料のスタートアップに飛び込んだのはスゴイ。
まさに起業家精神の塊だ。
彼はこのスタートアップでリードエンジニアとして3年ほど働いた。3年後このスタートアップは他の会社に売却されることになる。
彼は多少の株式を持っていたため、売却時にまとまったお金を手に入れるがそれでも給料の安さを補うほどではなかった。
彼はこのスタートアップでの3年間での経験を振り返り、次のようなことを学んだと語っている。
- スタートアップに関わる人が増えるほど、各人の生産性は低下する
- 人々は重要でないことに多くの時間を費やしてしまう
- ほとんどのスタートアップは失敗する。しかし、失敗を失敗と呼ぶのはやめよう。失敗は、通常、成功の前提条件。
- 個人の成功には、スキルセットよりも好感度と決意の方が重要
- 多くの場合、資金を調達しても物事は簡単になるわけではなく、むしろ複雑になることが多い
ここでの経験は間違いなく彼の後の成功につながっていると言える。
🦯フリーランスとしてスタートアップ向けに受託開発をしながら個人開発
さて、売却後は売却先の会社でしばらくエンジニアとして働いていたが、ちょうど新たな挑戦への模索をはじめていた時期に会社から解雇されることになる。
これを好機と捉えた彼は、まずフリーランスとしてスタートアップ向けのSaaS MVPを請け負う仕事を始める。
最初からリソースをインディーハッキングに全振りするのではなく、まずは受託開発で食い扶持を稼ぎつつ、週末など空いた時間に自分のプロダクトを開発した。
受託開発と個人開発のバランスは非常に議論を呼ぶポイントではあるが、彼の場合は上手くバランスを取っていた。
彼はフリーランスとしてスタートアップ向けのMVPを作る中で、顧客を見つけてプロダクトをスケールさせていくための方法を学ぶことができたと語る。
結果的にここでの受託開発の仕事の経験が、その後の成功につながっているのだ。
🚀大ヒットプロダクトのローンチと最初の顧客獲得方法
さて、彼は独立後、個人開発によって多くのプロダクトを世の中に出してきたが、最終的に大きなヒットとなったのが、「Castanet」というプロダクトだ。
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