こんにちは、ウマたんです。
稼いでる海外個人開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回紹介するのは「Andrey Azimov(アンドレー・アジモヴ)氏」!
具体的に今どれだけ稼いでいるのかは公表していないが、早い段階で10kドル(150万円)/月を達成し、今でも様々なプロダクトを作りまくっている個人開発者。
そんな彼にフォーカスして見ていこう!
彼はウクライナ生まれ。
「冬のウクライナ寒すぎる!年末年始を極寒の雪じゃなくてビーチで綺麗な海と過ごしたい!」
という夢を抱き東南アジアに移ることを決意する。
まずタイに行きその後インドネシアのバリに移る。
バリはノマド個人開発者がたくさん集まる都市で、かの有名なピーターレベルズもバリを中心に活動してきたことで有名だ。
彼はバリでプロダクトマネジメントの仕事を見つけて始めたが、周りの個人開発者に触発されて自分でもプロダクトを作ってみることを決意する。
ます最初に作ったサービスがサーフィンの最適なタイミングを教えてくれるWebアプリ。
当時バリでサーフィンを楽しんでいたが、既存のサービスだと最適なタイミングがわかりにくくて困っていた。そこで自分で作ってみることに。
コーディングは始めてだったので大変だったが、周りの助けを借りながらなんとか作り上げた。
彼は、この経験で学んだことを以下のように言っている。
・自分の課題にフォーカスせよ。自分が最初のユーザーになるようなサービスを開発すべき。
・同じように個人開発して助け合っているようなところに飛び込んでお互いに切磋琢磨せよ。
・本とかコースとかを買って学ぼうとせずに、とにかくGoogleで調べる&自分の既に持っているスキルでサービスを作れ。
・新しい技術を使うことを恐れるな
・とにかく行動しまくれ、恐れるな、決して諦めるな
最初に作ったこのサービスはそれなりに反響を得たが収益化することはなかった。
最初のサービスをローンチしてから会社員を続けながらもいくつかのサービスを作ってきていたが、よりサービス開発に時間を割きたいと思ったAndrey氏。
2018年、彼はとうとう大きな決断をする。
会社を辞めて1年間で自分の作ったサービスだけで1000ドル/月を目指すというのだ。
当時バリに住んでいた彼は、1000ドル/月さえあれば快適な生活できる状況だった。
それほど貯金があったわけではない彼に残された時間は1年間。その間に継続的に収益の得られるサービスを作れなければウクライナの実家に帰らなければならない・・・
彼の挑戦に対する意気込みは以下の彼自身のブログに書かれているので是非読んでみて欲しい。
・I quit my job and I have one year to get to profitability
彼が2018年に1000ドル/月を得る挑戦をしはじめて最初に作ったサービスがこのSheet2Site。
Googleスプレッドシートに入れたデータをもとにWebサイトを作ってくれるというスグレモノだ。
このサービスは彼自身の経験が元になっている。
本来Webサービスを作る際はデータベースを構築してSQLを使ってデータを抽出してそれをサービスに表示する処理が必要になるが、それが面倒だし難しい。
ということでスプレッドシートにデータを入れれば、それがWebサイトに反映されるようなものが作れないか・・・ということで作ったのがこのサービスなのだ。
自分の課題から着想を得ているのが素晴らしい。
このサービスがそこそこ上手くいき1000ドル/月は達成しないまでも200〜300ドル/月ほどが稼げるようになる。
続いてリリースしたのがこのProgress Bar OSXというサービス。
Mac用のアプリで、Macの上部に日、月、年、一生に対してどのくらいの時間が経ったのかというプログレスバーが表示される。
彼自身が時間の大切さを教えてくれるこの発想が好きなので開発したらしい。
買い切りのサービスでそれなりに売れたが定期的にお金の入ってくるサービスには育たなかった。
続いて作ったのがMake OS X Great AgainというこれまたMac用のサービス。
Macのわずらわしいアラートとか設定を変更できて、快適にMacを使えるようになるサービス。
以下のYoutube動画にどんなことができるようになるか載っているのだが、確かに!それ変更できたら嬉しい!と思えるような機能が満載。
これもそこそこ売れたみたいだが、買い切りのサービスなので定期的な収入にはならなかった。
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