こんにちは、ウマたんです。
めちゃくちゃ稼いでいる海外個人開発者にフォーカスするこのニュースレター。
今回は、個人開発でサービスを展開している起業家ではないのですが、リサーチしていて面白い起業家を見つけたので紹介していきます!
今回紹介するのは「Yong-Soo Chung(ヤン・スー・チャン)氏」!
ソフトウェアエンジニアとしての経験もありウォール街での経験もあり、数々のスモールビジネスを展開して年商$20M(30億円)を超える事業に育ててきた起業家である。
彼の面白いところは稼げるビジネスをやる!のではなくて、面白いことや自分の趣味をビジネスにしてきたら大きくなっちゃったというところ。
彼の展開するビジネスは多岐に渡る。
自分の興味の赴くままに色んなことに手を出して事業化していくのは、僕自身が憧れるスタイルなので今回取り上げた。
そんな彼のキャリアや展開するビジネスについて見ていこう!
なんとヤン・スー・チャン氏のファーストキャリアはゴールドマン・サックスでスタートする。
実は大学ではエンジニアリングを専攻していたわけではなくて文系の出自。
文系の就職先として圧倒的に大成功のゴールドマン・サックス。
しかし、そんな誰もが憧れるゴールドマン・サックスをなんとたった3ヶ月で辞めている。
当時2008年。リーマンショックの年である。
詳しい事情はわからないが、おそらくリーマンショックによる大リストラの影響を受けての退職だろう。
この時の悔しい経験が彼の現在の成功につながっているような気がする。
やっと手にした輝かしい切符を失った彼は、その後他の会社でトレーダーとして働きはじめる。
実はこのトレーダーとして働いていた2009年頃にiPhoneのアプリを作ったがうまくいかず撤退したらしい。iPhoneが出たての当時にとりあえず挑戦してみる姿勢素晴らしい。
そしてトレーダーとして2年ほど働いた彼は、アドテクの会社にアナリストとして移る。
このまま金融系の道を進んでいればそれなりの収入を約束されていたはずなのにここでIT系の道に進んでいるのが素晴らしい。
今の環境に甘んじることなく新しい挑戦をする人が成功するのだ。
彼の面白いキャリアはさらに続く。
なんと2年ほどしてアドテクの会社を辞め、スクールにてソフトウェアエンジニアリングを6ヶ月ほどかけて学ぶのだ。
地頭の良い彼は、この6ヶ月でソフトウェアエンジニアリングをものにしたはず。
なんてったって、その後2014年3月に仮想通貨Rippleを運用するブロックチェーン会社のRipple inc.にソフトウェアエンジニアとして飛び込むのだから。
Rippleは時価総額で10位以内に入る人気な仮想通貨であり、思想がビットコインやイーサリアムなどの非中央集権的な考えとは異なっていて面白い。
好きな人は大好きなコインだ。
Rippleは2014年ごろから正式に配布されはじめ、当時は1円以下だったのが今では100円ほどの金額になっている。
ちなみに2018年のバブルでは一時400円の高値をつけている。
そんなRippleに2014年の段階でソフトウェアエンジニアとしてジョインしているのは先見の明がありすぎるし、そもそもそのような会社にソフトウェアエンジニア未経験で採用されているのが天才すぎる。
ここまでの彼のキャリアを見ると、金融系→アドテク→ブロックチェーンと、過去のキャリアを上手く活かしながら素晴らしいキャリアを描いてきていることが分かる。
羨ましいキャリアだ。
Rippleで働くこと1年と7ヶ月。
とうとう彼は起業する決断をする。社会人になってから7年が経過していて、当時彼の年齢は30歳前後。
彼のキャリアから考えると、IT×金融領域で稼げるビジネスを考えて起業してもよさそうなのだが、彼が立ち上げたのはなんとECビジネス。
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